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【海洋散骨をお考えの方へ】よく聞く「成年後見制度」の意義と活用方法を知る

老人の手を握る

海洋散骨を通じ、終活や墓じまいをサポートしている湘南海洋葬です。このブログでは、海洋散骨にまつわる知識や最新情報のほか、お客様から寄せられた疑問や質問、実際に行った方の声などをご紹介します。逗子市にある仏具店「佛縁堂あみりと」(逗子郵便局向かい)に相談窓口を設け、専任スタッフが疑問や不安にお応えしていますので、お気軽にご相談ください。今回のテーマは、「よく聞く成年後見制度の意義と活用」です。


成年後見制度は、誰もが将来に備えて考えるべき大切な問題の1つです。特に、高齢化社会が進む中で、認知症や身体的な障がいを抱える人々の増加に伴い、その重要性がますます高まっています。この制度は、判断能力が不十分な状態にある人の法的保護を提供し、その人の利益を守るための仕組みです。しかし、その活用方法や手続きについて十分に理解されていないことも少なくありません。そこで今回は、成年後見制度の活用方法について詳しく解説します。

成年後見制度とは何か

成年後見制度は、判断能力が不十分な成年者の法的保護を行う制度です。判断能力が十分でないために財産や健康に関する重要な決定をすることができない人に対して、家庭裁判所が後見人を任命し、その人の利益を代理して管理・保護します。この制度は、高齢者や障がいを持つ人々の自己決定能力が衰える中で、その権利や利益を守るために重要な役割を果たしています。

申し込み手続き

成年後見制度を活用するためには、以下の手続きが必要です。

  1. 家庭裁判所への申し立て: 判断能力が不十分な人やその家族は、地域の家庭裁判所に後見人の選任を申し立てます。申し立てには、医師の診断書や申立書などが必要です。
  2. 後見人の選任: 家庭裁判所が申し立てを受け、審査の結果後見人が必要と認めれば、後見人を選任します。後見人には家族や親族が選ばれることもありますが、家族がいない場合は公的な後見人が選ばれることもあります。
  3. 後見開始: 家庭裁判所の決定により後見が開始されます。後見人は、被後見人の財産や健康に関する重要な決定を代理して行います。
  4. 後見人の報告: 後見人は定期的に被後見人の状況を家庭裁判所に報告する義務があります。また、重要な決定を行う際には家庭裁判所の許可を得る必要があります。

よくある質問

Q: 成年後見制度の申し立てにはどのような書類が必要ですか?

申し立てには、被後見人の状況を証明する医師の診断書や申立書、被後見人の家族や親族の同意書などが必要です。

Q: 後見人は誰が選ばれるのですか?

後見人には、家族や親族が選ばれる場合もありますが、行政書士や弁護士など被後見人に適した人物が選任されます。

成年後見制度の申し立てや手続きは、家族や親族の協力を得ながら行うことが大切です。この制度を正しく活用することで、被後見人の権利や利益を守ることができます。

契約書を作成するビジネスマン

最後までお読みいただき、ありがとうございました。このブログを読んだ方は、散骨や墓じまい、終活などに興味関心がありインターネットで検索されたものと思います。ただ、終活やお墓のお悩みは百人百様です。「こうすれば良い」という一律の答えはなく、インターネットを検索したり、本を読んだりしてみたものの選択肢が広がって逆に迷ってしまい、なかなか具体的な行動に移せない方が多いのではないでしょうか。

湘南海洋葬では、仏壇・仏具に関するご相談も受け付けております。相談窓口を設置している「佛縁堂あみりと」では、現代のリビングや暮らしに合う位牌を取り揃えており、実際に見ていただくことができます。電話のほか相談窓口でのご相談も随時受け付け、終活カウンセラー資格を持った専任スタッフが疑問や不安にお応えしています。地域の石材店さんや墓じまいが専門の行政書士の先生と連携しているため、「墓じまいをしたいが、お寺とトラブルになった」といった場合もサポートいたします。 ご供養は亡くなった方はもちろん、今を生きる私たちのためのものでもあります。現代の暮らしにあった形で、一人でも多くの方が納得いくご供養の形を見つけられるよう、お手伝いできればと考えています。

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