1. HOME
  2. ブログ
  3. 【海洋散骨をお考えの方へ】多くの人が選んでいる「永代供養墓の今とこれから」について学ぶ

【海洋散骨をお考えの方へ】多くの人が選んでいる「永代供養墓の今とこれから」について学ぶ


海洋散骨を通じ、終活や墓じまいをサポートしている湘南海洋葬です。このブログでは、海洋散骨にまつわる知識や最新情報のほか、お客様から寄せられた疑問や質問、実際に行った方の声などをご紹介します。逗子市にある仏具店「佛縁堂あみりと」(逗子郵便局向かい)に相談窓口を設け、専任スタッフが疑問や不安にお応えしていますので、お気軽にご相談ください。今回のテーマは、「永代供養墓の今とこれから」です。


永代供養墓の現状とその魅力

日本では近年、墓の継承者がいない、またはいても墓地の維持管理に関する負担をかけたくないという理由から、「墓じまい」が増加しています。この背景には、少子化や核家族化、都市部への人口集中などが挙げられます。こうした中で注目を集めているのが、継承者不要で、寺院などが永代にわたり供養・管理する「永代供養墓」です。産経ニュースによれば、永代供養墓は昭和60年に比叡山延暦寺大霊園に設けられた「久遠墓」が最初であり、現在では全国千カ所以上の寺や霊園で設けられています。

永代供養墓の多様化と利用者の声

永代供養墓は合祀(ごうし)墓だけでなく、個別の納骨室を備えたタイプや樹木葬など、多様化しています。特に樹木葬は、自然に還りたいという希望や、先祖代々の墓を維持することへの負担感から人気があります。ただ、東京新聞によると、札幌市で永代供養の納骨堂を経営していた宗教法人が破綻し、遺族らの間でトラブルになるなど、ビル型納骨堂に関する不安定要素も指摘されています。

永代供養墓の未来と新しい形

NHKニュースは、福岡県にある前方後円墳の形をした永代供養墓が、予想以上の問い合わせを集めていると報じています。これは、古墳型永久墓として3100人が納骨でき、既に900人分以上が売れているというものです。このようなユニークな永代供養墓の登場は、お墓の在り方に対する新しい視点を提供しています。今後は、合葬型の人気が都内でも高まり、管理や手入れの負担を減らしつつ、遺族が故人を弔いやすい形の墓が求められています。

まとめ

永代供養墓は、跡継ぎのいない人や、墓地の維持管理に負担を感じる人にとって魅力的な選択肢です。しかし、ビル型納骨堂のように、経営破綻などのリスクも指摘されており、選択にあたっては慎重な検討が必要です。また、新しい形の永代供養墓の登場は、お墓の在り方に対する社会的な意識の変化を映し出しています。お墓とは、故人を偲ぶ場であると同時に、生きている私たちが遺族として心の拠り所になる場でもあります。今後も、多様化する家族形態やライフスタイルに対応した、新しい供養の形が模索されていくことでしょう。

墓地を歩く僧侶

最後までお読みいただき、ありがとうございました。このブログを読んだ方は、散骨や墓じまい、終活などに興味関心がありインターネットで検索されたものと思います。ただ、終活やお墓のお悩みは百人百様です。「こうすれば良い」という一律の答えはなく、インターネットを検索したり、本を読んだりしてみたものの選択肢が広がって逆に迷ってしまい、なかなか具体的な行動に移せない方が多いのではないでしょうか。

湘南海洋葬では、逗子葉山地域を中心に、様々なタイプの樹木葬や永代供養墓をご紹介しています。電話のほか相談窓口でのご相談も随時受け付け、終活カウンセラー資格を持った専任スタッフが疑問や不安にお応えしています。地域の石材店さんや墓じまいが専門の行政書士の先生と連携しているため、「墓じまいをしたいが、お寺とトラブルになった」といった場合もサポートいたします。 ご供養は亡くなった方はもちろん、今を生きる私たちのためのものでもあります。現代の暮らしにあった形で、一人でも多くの方が納得いくご供養の形を見つけられるよう、お手伝いできればと考えています。

関連記事