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【海洋散骨をお考えの方へ】心を込めて御供養するために:大切なペットが亡くなった時の対応について

原っぱに寝そべる犬と猫


海洋散骨を通じ、終活や墓じまいをサポートしている湘南海洋葬です。このブログでは、海洋散骨にまつわる知識や最新情報のほか、お客様から寄せられた疑問や質問、実際に行った方の声などをご紹介します。逗子市にある仏具店「佛縁堂あみりと」(逗子郵便局向かい)に相談窓口を設け、専任スタッフが疑問や不安にお応えしていますので、お気軽にご相談ください。今回のテーマは、「大切なペットが亡くなったときの対応」です。


いざという時に慌てないため

「ペットの粉骨/散骨を考えている」というお声をいただくことが増えてきました。湘南海洋葬では、ペットの海洋散骨はもちろん、手元供養や埋葬するための粉骨を行っています。今回は、いつかは来てしまう家族同然の存在であるペットが亡くなったときの対応について解説します。その喪失感は計り知れないものがあります。突然のことに心が受け入れがたいと感じているかもしれませんが、ペットが安らかに旅立てるよう、適切な処置を行うことが大切です。以下に、ペットが亡くなった直後に行うべき具体的な手順を説明します。

ペットが亡くなった直後の適切な対応

ペットが息を引き取ったら、落ち着いて対応しましょう。まず、ペットの遺体を取り扱う際は、故人を尊重する心持ちでいてください。清潔なタオルを用意し、ペットの体が直接床や地面に触れないようにしましょう。タオルに包んだペットを、適切な場所に安置する必要があります。

遺体の安置方法

ペットの遺体は、可能な限り速やかに冷暗所に安置するのが望ましいです。これは、遺体が腐敗するのを遅らせるためです。家庭の冷蔵庫を利用する場合は、遺体を小さなペットであればビニール袋に包み、大きなペットであればタオルやシーツにくるんでから冷蔵庫の野菜室などのスペースに置いてください。ただし、衛生面や他の家族の心情を考え、この方法が適切かどうかをよく考慮することが大事です。

火葬の手配

次に、ペットの火葬について考えなければなりません。ペットの火葬は、人間と同じく様々な選択肢があり、ペット専用の火葬場や葬儀社を利用することが一般的です。個別火葬、合同火葬ともに、それぞれのメリット、デメリットを理解した上で選択しましょう。

ペット葬儀社や病院への連絡

まず、かかりつけの動物病院や、事前に調べておいたペット葬儀社に連絡してみましょう。この際、火葬の種類や費用、日時など、具体的な内容を確認することが重要です。多くの場合、葬儀社はペットの引き取りから火葬、納骨までを一手に担ってくれます。

また、迅速に対応してもらえるよう、予め数か所の葬儀社やサービスの情報を控えておくと、安心です。インターネットや口コミ、かかりつけの獣医師の推薦などで情報を集め、信頼できる葬儀社を選ぶことが大切です。

まとめ

ペットが亡くなった後の対応は、心情的にも、実務的にも大きな負担となります。しかし、愛するペットが最後に過ごす時間を、できるだけ穏やかで尊厳のあるものにするためにも、これらの手順を踏むことが大切です。亡くなったペットに対する最後の気持ちとして、手を尽くしましょう。次回のブログで、火葬の具体的な手順をご紹介します。

猫とハイタッチ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。このブログを読んだ方は、散骨や墓じまい、終活などに興味関心がありインターネットで検索されたものと思います。ただ、終活やお墓のお悩みは百人百様です。「こうすれば良い」という一律の答えはなく、インターネットを検索したり、本を読んだりしてみたものの選択肢が広がって逆に迷ってしまい、なかなか具体的な行動に移せない方が多いのではないでしょうか。

湘南海洋葬では、仏壇・仏具に関するご相談も受け付けております。相談窓口を設置している「佛縁堂あみりと」では、現代のリビングや暮らしに合う位牌を取り揃えており、実際に見ていただくことができます。電話のほか相談窓口でのご相談も随時受け付け、終活カウンセラー資格を持った専任スタッフが疑問や不安にお応えしています。地域の石材店さんや墓じまいが専門の行政書士の先生と連携しているため、「墓じまいをしたいが、お寺とトラブルになった」といった場合もサポートいたします。 ご供養は亡くなった方はもちろん、今を生きる私たちのためのものでもあります。現代の暮らしにあった形で、一人でも多くの方が納得いくご供養の形を見つけられるよう、お手伝いできればと考えています。

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