1. HOME
  2. ブログ
  3. 【海洋散骨をお考えの方へ】トラブルを未然に防ぐために、「離檀料」について今から学ぶ

【海洋散骨をお考えの方へ】トラブルを未然に防ぐために、「離檀料」について今から学ぶ


海洋散骨を通じ、終活や墓じまいをサポートしている湘南海洋葬です。このブログでは、海洋散骨にまつわる知識や最新情報のほか、お客様から寄せられた疑問や質問、実際に行った方の声などをご紹介します。逗子市にある仏具店「佛縁堂あみりと」(逗子郵便局向かい)に相談窓口を設け、専任スタッフが疑問や不安にお応えしていますので、お気軽にご相談ください。今回のテーマは、「離檀料」です。


墓じまいの現状と背景の考察

日本におけるお墓の文化は大きな変革期を迎えています。神奈川県の公式サイトでは、離檀料の実例を挙げ、お墓の引っ越し費用に対する注意喚起を行っています。この情報は、お墓の維持管理に関する新しい課題と、それに伴う高額な費用負担についての認識を深めるものです。朝日新聞デジタルでの記事では、お墓に対する人々の悩みや考え方が紹介されており、特に子どもへの負担軽減や管理のしやすさを理由に、墓じまいや永代供養に関心が高まっています。

離檀料の具体的な課題と対処法

離檀料は、お寺との長年の関係を解消する際に発生する費用ですが、これには明確な基準がなく、寺院によって大きく異なります。神奈川県の例では、200万円という高額な離檀料が請求されたケースが紹介されており、これは多くの家族にとって大きな負担となり得ます。このような状況に直面した場合、消費者ホットラインや消費生活センターへの相談が推奨されています。また、墓じまいにかかる費用には、撤去作業だけでなく、新たな供養方法への切り替え費用や、行政手続きの費用も含まれます。

墓じまい後の供養方法とその選択

撤去後の供養方法としては、永代供養墓への移転や納骨堂への納骨が一般的です。これらの方法は、遺族による定期的な墓参りや管理の必要性を低減させるため、近年注目されています。特に、遺骨の一部を納骨堂に移す「分骨」という方法は、故郷から離れた場所での供養を希望する家族にとって有効な選択肢となり得ます。

この記事では、墓じまいと離檀料に関する情報を詳しく解説しました。お墓の文化や供養に対する価値観は、時代と共に変化しており、それに伴い新たな選択肢や対処法が求められています。家族での十分な話し合いと、必要に応じた専門家への相談を通じて、最適な決断をすることが重要です。

伝統的な寺院墓

最後までお読みいただき、ありがとうございました。このブログを読んだ方は、散骨や墓じまい、終活などに興味関心がありインターネットで検索されたものと思います。ただ、終活やお墓のお悩みは百人百様です。「こうすれば良い」という一律の答えはなく、インターネットを検索したり、本を読んだりしてみたものの選択肢が広がって逆に迷ってしまい、なかなか具体的な行動に移せない方が多いのではないでしょうか。

湘南海洋葬では、電話のほか相談窓口でのご相談も随時受け付け、終活カウンセラー資格を持った専任スタッフが疑問や不安にお応えしています。地域の石材店さんや墓じまいが専門の行政書士の先生と連携しているため、「墓じまいをしたいが、お寺とトラブルになった」といった場合もサポートいたします。 ご供養は亡くなった方はもちろん、今を生きる私たちのためのものでもあります。現代の暮らしにあった形で、一人でも多くの方が納得いくご供養の形を見つけられるよう、お手伝いできればと考えています。

関連記事