海洋散骨で海に流せるものは?献花や思い出の品に関する環境への配慮とマナー

海洋散骨のセレモニーでは、お骨を海へ還したあとに、感謝の気持ちを込めてお花を撒いたり、故人様が好きだったお酒を捧げたりします。その際、「お骨と一緒に、故人様が大切にしていた思い出の品や手紙も海に流してあげたい」と思われるのは自然な気持ちです。しかし、海洋散骨は海で行うものであるため、環境への配慮として「海に流して良いもの」と「流してはいけないもの」を厳格に決めさせていただいております。今回は、大切な海を守るための大切なマナーについて解説いたします。


海に流して良いもの

海洋散骨で海に手向けることができるのは、原則として「短期間で自然に分解され、海の生態系に影響を与えないもの」に限られます

献花(生花の花びら): お花は海に還るため問題ありませんが、リボン、セロハンなどはそのまま流すとゴミになってしまうため、事前に取り外します。通常は、お花の花びらの部分だけを優しく海へ手向ける形をとります。

献酒(お酒や飲料): 故人様が好きだったジュースや日本酒、ビールなどを海に注ぐことは可能です。ただし、缶や瓶のまま海に投げ入れることは絶対にせず、船上から中身だけを静かに注いでいただきます。また、赤ワインなど色素の強いお飲み物は船体に着色する恐れがあるため、ご遠慮いただきますようご理解の程お願いいたします。

水溶性の紙に書いたお手紙: 最後に感謝のメッセージを届けたい場合は、水に触れると数秒で溶ける特殊な「水溶性紙」を使用したお手紙であれば、お骨と一緒に海へ流すことができます。私どもでもご用意がありますので、お気軽にお申し付けください。

海に流してはいけないもの

自然に分解されづらいプラスチック、金属、ガラス、お洋服などの繊維製品は海洋汚染につながるため、一切流すことはできません。

  • 具体例: 故人様の写真、愛用のメガネや時計、プラスチック製のおもちゃ、タバコ、ビニール製品など。
  • 食べ物について: お好きだったお菓子やご飯などを流したいというご要望をいただくこともありますが、基本的には海へ撒くことは控えるのがマナーです。

「故人が寂しくないように」と様々なものを流してあげたくなるお気持ちはとてもよく分かりますが、美しい海を綺麗なまま次の世代へ残していくことも、故人様への大切な供養の一部となります。流せない思い出の品は、無理に海へ入れず、ご自宅の手元供養のスペースに大切に飾っていただくのがお勧めです。

湘南海洋葬は海洋散骨が環境に負担をかけることがないよう最大限、自然環境へ配慮した形でセレモニーを実施しております。また、湘南地域の海岸美化清掃活動を行うかながわ海岸美化財団へ支援させていただいております。散骨当日のお花や水溶性紙のお包みはあらかじめプラン内にご用意しておりますので、「これは当日持っていっても大丈夫?」と迷うお品物がございましたら、準備をされる前にお気軽にご相談ください。

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