終活を進めるなかで、「自分が亡くなったら、お墓はいらない。海に散骨してほしい」と望まれる方が増えています。しかし、生前にいくら口頭で「海に撒いてくれ」と家族に伝えていても、いざその時になると、遺族が手続きに戸惑ったり、本意が伝わらず普通のお墓に納骨されてしまったりするケースが少なくありません。自分の願いを確実に叶え、ご家族の負担を減らすための賢い選択肢が、海洋散骨の「生前予約」や「生前準備」です。今回はそのメリットと、終活として今から備えておくべきことについてご紹介します。
なぜ海洋散骨の「生前準備」が必要なのか?
人が亡くなった直後、ご遺族は葬儀の手配や多忙な手続きに追われ、精神的にも余裕がありません。その段階で「散骨業者をゼロから探して比較する」というのは、遺族にとって大きな負担になります。あらかじめ生前にご自身でプランを決め、見積もりを取っておくなどある程度目処をつけておくことで、ご家族の迷いや負担を劇的に減らすことができます。
生前準備をする3つの大きなメリット
- 自分の希望通りの「散骨式」を選べる 「生まれ育った逗子の海がいい」「家族と何度もドライブした湘南の海に還りたい」など、ご自身のこだわりや希望のプランを納得いくまで自分で選ぶことができます。
- 葬儀や供養の「予算」をあらかじめ確定できる 湘南海洋葬の委託散骨であれば49,800円(税込)と費用があらかじめ明確なため、子供世代に予期せぬ金銭的負担をかける心配がありません。
- 家族や親族のトラブルを未然に防げる 本人が生前に見積もり等をとっていることで、親族からの「本当にお墓に入らなくていいのか」という反対や迷いを防ぐことができます。
終活として今から準備しておくべきこと
生前予約をしたら、必ずその旨を「エンディングノート」や「遺言書」に明記し、万が一の時に実務を動かしてくれるご家族、または行政書士などの死後事務執行者に共有しておきましょう。また、火葬後にご遺骨を一時的に預かる段取りなどもあらかじめ共有しておくと完璧です。
生前予約について
「自分が死んだ時に散骨をしたいから今のうちに申し込みと支払いをしたい」というご相談をいただくことがありますが、実はそう簡単にできるものではございません。
まず、その方が亡くなったことを私どもが把握できる仕組みを作る必要があります。お申込者様が亡くなった際、ご家族や親族、友人等が散骨を申し込んでいる事実を知らなければ、私どもに連絡することはなく、私どもも知る方法がないからです。
また、亡くなった後に周囲の反対にあうこともあります。事前の周知が十分できなかった場合などに、ご家族や親族の反対を受けて先祖代々のお墓に納骨されてしまうという可能性もあります。
そのため、しっかりと遺言を作成したり、死後事務委任契約を結んで書面で法的に意思を明記することをおすすめします。私どもでは地域の士業の先生方と連携しているため、遺言作成や死後事務委任契約のサポートも行なっています。ご相談はお気軽にお寄せください。
海洋散骨の生前準備は、決して後ろ向きなことではなく、これからの人生を自分らしく、安心して楽しむための「終活」の一環です。お墓の心配がなくなるだけで、心がすっと軽くなるのではないでしょうか。
湘南海洋葬は、逗子の店舗で生前準備のご相談をいつでもお受けしております。おひとり様でのご来店はもちろん、ご家族や、手続きをサポートしてくれる行政書士の先生とご一緒でのご相談も大歓迎です。「自分のための最適な散骨プラン」を、ぜひ私たちと一緒に形にしてみませんか。いつでもお気軽にご相談をお待ちしております。