AOIYOの取扱を開始しました

海洋散骨を通じ、終活や墓じまいをサポートしている湘南海洋葬です。このブログでは、海洋散骨にまつわる知識や最新情報のほか、お客様から寄せられた疑問や質問、実際に行った方の声などをご紹介します。逗子市にある仏具店「佛縁堂あみりと」(逗子郵便局向かい)に相談窓口を設け、専任スタッフが疑問や不安にお応えしていますのでお気軽にご相談ください。今回は新商品取扱開始のお知らせです。


この度ご縁をいただき、いよせき株式会社様(愛媛県西条市)が立ち上げた仏具ブランド「AOIYO -アオイヨ-」 の取扱を開始しました。

伊予青石は古くから石碑や庭石、石垣などに利用されてきました。青みがかった独特な色彩と積層による豊かな表情で人々を魅了し、清澄庭園や保国寺など数々の名庭で使用されていることで知られています。

この石はジュラ紀(およそ2〜1.5億年前)に生まれたとされています。海底に堆積した土砂がプレートの沈み込みによって地下深くに潜り込み、温度200〜300度、圧力600〜700気圧のもとで変性作用を受けて形成されました。

その海底でできた岩が日本列島の骨組みができたとされる地殻変動の際に隆起し、幾億年もの歳月を経て、私たちの手元にあります。昭和47年の河川法などによって、河川での採石が禁止となり、新たな採石が行えないという希少性を持った石材でもあります。

先日、AOIYOの商品を拝見する機会があり、思わず魅了されてしまいました。力強さと繊細さを持ち合わせた色味、多彩な表情、そしてこの石の持つ歴史を知り「仏具にぴったりだ」と感じました。また、非常に加工が難しいそうで、伊予青石の第一人者であるいよせき様の技術の高さを目の当たりにしました。

近年では、海洋散骨をされた方が、一部のご遺骨をご自宅に安置する「手元供養」が広がっています。AOIYOはそんな方に悠久の時と故人様への祈りを具現化させてくれる唯一無二の骨壷です。

この度、湘南海洋葬では骨壷に加えて、オリジナルの敷石を作成していただきました。骨壷はもちろん、位牌を置いていただいても非常に雰囲気が出ます。火の心配から昔ながらの五具足ではなく、おりんや写真のみを置きたいと言う方にもおすすめです。

担当者の方に伺ったところ、AOIYOブランドは2023年に立ち上げたそうですが、取扱店は全国でも数えるほどしかないとのこと。ご興味ある方はお気軽にご覧ください。

従来の仏壇仏具は木を使ったものが主流でした。しかし、縄文時代の巨石信仰などに代表されるように、石という素材は古くから祈りや弔いと共にあったものです。デザイン性の高い、ストーリーのある素材作り上げられた仏具で、オリジナルの祈りの場を提案させていただきます。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。このブログを読んだ方は、散骨や墓じまい、終活などに興味関心がありインターネットで検索されたものと思います。ただ、終活やお墓のお悩みは百人百様です。「こうすれば良い」という一律の答えはなく、インターネットを検索したり、本を読んだりしてみたものの選択肢が広がって逆に迷ってしまい、なかなか具体的な行動に移せない方が多いのではないでしょうか。

湘南海洋葬は、逗子葉山地域を中心に湘南エリアで海洋散骨を行なっているほか、様々なタイプの樹木葬や永代供養墓をご紹介しています。電話のほか相談窓口でのご相談も随時受け付け、終活カウンセラー資格を持った専任スタッフが疑問や不安にお応えしています。地域の石材店さんや墓じまいが専門の行政書士の先生と連携しているため、「墓じまいをしたいが、お寺とトラブルになった」といった場合もサポートいたします。 ご供養は亡くなった方はもちろん、今を生きる私たちのためのものでもあります。現代の暮らしにあった形で、一人でも多くの方が納得いくご供養の形を見つけられるよう、お手伝いできればと考えています。

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