「代々のお墓を守る継承者がいない」「遠方にあってお参りが難しい」といった理由から、お墓をたたむ「墓じまい」を選択し、その後の供養として湘南の海へ還す「海洋散骨」を選ばれる方が増えています。
しかし、いざ進めようとすると「何から始めればいいの?」「行政手続きは難しくない?」と不安に思われる方も多いのではないでしょうか。
今回は、逗子市・葉山町・鎌倉市・横須賀市にお住まいの方や、このエリアでお墓じまいと海洋散骨をご検討されている方に向けて、具体的な手順と必要な手続きをわかりやすく解説します。
墓じまいから海洋散骨までの全体ステップ
墓じまいから海洋散骨までは、大きく分けて「4つのステップ」で進みます。
- ご親族・お寺(霊園)へのご相談・合意
- 行政手続き(改葬許可証の取得)
- お墓の撤去(墓石の撤去・更地化)とご遺骨のお取り出し
- ご遺骨の粉骨(洗骨)および海洋散骨
それぞれの手順を詳しく見ていきましょう。
ステップ1:ご親族とお寺(霊園)への事前相談
最初に行うべき大切なことは、ご親族の理解を得ることと、お墓の管理者(寺院や霊園)へ事前に相談することです。
事前のご相談なしに進めてしまうと、思わぬトラブルにつながることがあります。特に寺院にお墓がある場合は、これまでのお礼と感謝の気持ちを丁寧にお伝えしながら、「継承者がいないため、お墓をたたんで海洋散骨にしたい」という意向をお伝えしましょう。
ステップ2:各自治体での「改葬許可申請」
お墓からご遺骨を取り出し、別の供養方法へ移すためには、法律に基づき各自治体から「改葬許可証」を発行してもらう必要があります。
手続きの基本的な流れ(逗子市・葉山町・鎌倉市・横須賀市共通)
- 「改葬許可申請書」の取得 現在お墓がある自治体(逗子市役所、葉山町役場、鎌倉市役所、横須賀市役所など)の市民課や窓口、またはウェブサイトから申請書を入手します。
- 現在のお墓の管理者からの署名・捺印 申請書に必要事項を記入し、お墓の管理者(ご住職や管理事務所)にご遺骨が埋葬されていることの証明(署名・捺印)をいただきます。
- 自治体窓口への提出と「改葬許可証」の発行 必要書類(申請書、受入証明書など)を自治体の窓口へ提出し、「改葬許可証」の発行を受けます。
※海洋散骨の場合、自治体によっては「受け入れ証明書」の代わりに散骨業者の「施術承諾書」や「同意書」の提出を求められる場合があります。事前に確認しておくと安心です。また、「海洋散骨の場合は改葬許可証は必要ない」と言われることがあります。地域によって対応にばらつきがありますのでまずは一度、担当課に問い合わせてみてください。
ステップ3:閉眼供養・お骨のお取り出しと墓石撤去
改葬許可証が発行されたら、お墓からご遺骨をお取り出しします。
一般的には、ご住職に「閉眼供養(魂抜き)」のお経をあげていただき、石材店にお願いしてお墓を撤去・更地にして墓地を管理者に返還します。公営/民営の霊園の場合は必要ないこともあります。
ステップ4:ご遺骨の「粉骨」と「海洋散骨」
お取り出したご遺骨は、そのままでは海へ散骨することはできません。「ご遺骨を2mm以下のパウダー状にする(粉骨)」必要があります。長年お墓の中に安置されていたご遺骨は、湿気を含んでいたり汚れが付着したりしていることが多いため、丁寧に乾燥・洗浄(洗骨)を行ってからパウダー状に整えます。
粉骨が完了したら、ご遺族様のご希望の日程に合わせて船を仕立て、湘南・葉山沖などの穏やかな海へとお見送りいたします。

墓じまいと改葬手続きに関するよくある質問
Q1. 海洋散骨をする場合でも「改葬許可証」は必要ですか?
A. お墓(墓地)からご遺骨を取り出す場合は、改葬許可証が必要です。 既存のお墓からお骨を取り出す際は、墓地埋葬法に基づき自治体の「改葬許可証」が必要となります。ご自宅で保管されていたご遺骨(手元供養や火葬直後のご遺骨)を散骨する場合は改葬許可証は不要ですが、火葬時に交付された「火葬許可証(埋葬許可証)」の原本確認が必要となります。
Q2. 逗子市・葉山町・鎌倉市・横須賀市で、手続きに違いはありますか?
A. 基本的な流れは同じですが、申請書の書式や必要添付書類が一部異なります。 例えば、改葬先の名称を記入する欄に、海洋散骨の場合は「海洋散骨(湘南海洋葬)」と記載する自治体もあれば、散骨業者の「契約書」の添付を求められる自治体もあります。湘南海洋葬では、各市町の窓口に応じた具体的な記入方法や必要書類のご案内を行っております。
Q3. お寺(菩提寺)に墓じまいを拒否されたり、高額な離檀料を請求されたらどうすればいいですか?
A. まずは感情的にならず、丁寧にお寺への感謝と「継承者がいない」という事情をお話しすることが大切です。 離檀料は法的な支払義務があるわけではありませんが、これまでのお礼としてお布施(数万円〜数十万円程度が一般的)を求められることもあります。万が一、話し合いが難航した場合は、弊社が委任を受けて交渉するサービスもございます。一人で抱え込まずにまずはお気軽にご相談ください。
Q4. お墓の中に何人分ものご遺骨がある場合、すべて散骨しなければいけませんか?
A. すべて散骨することも、一部を手元供養や永代供養にする事も可能です。 ご先祖様のご遺骨が多数ある場合、すべてを粉骨して海洋散骨することもできますし、一部のご遺骨だけを手元に残す(手元供養)、または一部を合祀墓などへ納骨するといった柔軟な対応が可能です。ご予算やご家族のご希望に合わせてご提案いたします。
Q5. 遠方にお墓があるのですが、手続きやご遺骨の引き取りは依頼できますか?
A. はい、遠方のお墓じまいやご遺骨のお引き取りもサポート可能です。 「お墓が遠方にあり、現地へ行くのが難しい」という場合でも、行政手続きのサポートや、現地石材店との調整、ご遺骨の配送手配・対面お引き取りなどを行っております。どうぞお気軽にご相談ください。
お困りの際は、地元の専門家へご相談ください
墓じまいや行政手続きは、聞き慣れない用語も多く、ご遺族様にとって大きな負担となることがあります。「湘南海洋葬」では、散骨のご案内だけでなく、地元・湘南エリア(逗子・葉山・鎌倉・横須賀など)でのお墓じまいや行政手続きのご案内まで、一貫してご相談を承っております。「何から手をつければいいかわからない」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。
【ご相談・お問い合わせ】
・湘南海洋葬(神奈川県逗子市逗子5-4-35/店舗までのアクセスはこちら)
・公式ウェブサイト:https://kaiyoso.net/
・電話番号:046-813-5035(受付時間:10:00〜18:00/火曜定休)
・Webからのお問い合わせ:相談や資料請求は無料です。専用フォームはこちら