海洋散骨はどこでも出来る?知っておきたい散骨場所について:湘南海洋葬

海洋散骨を通じ、終活や墓じまいをサポートしている湘南海洋葬です。このブログでは、海洋散骨にまつわる知識や最新情報のほか、お客様から寄せられた疑問や質問、実際に行った方の声などをご紹介します。逗子市にある仏具店「佛縁堂あみりと」(逗子郵便局向かい)に相談窓口を設け、専任スタッフが疑問や不安にお応えしていますので、お気軽にご相談ください。今回のテーマは、「海洋散骨のメリットとデメリットを考える」です。

散骨の場所選びに関する考え方と注意点

現代では多くの方が、故人の意志や家族の考えに基づいて、墓石を建てずに散骨を選ぶようになっています。しかし、散骨にも遵守すべきマナーやルールがあり、適切な場所を選ばなければ、後で問題が生じることも考えられます。

そこで、散骨ができる場所や、実施する際の考慮点を紹介します。散骨を考えている方は、環境や他者への影響も考慮して行動することが求められます。また、散骨に対する理解は深まってきていますが、まだ詳細を知らないために不安を感じる方も多いです。

法律面に関して

法的には、日本では散骨を禁じる明確な法律は存在しないのですが、それでも適当な場所に無闇に散骨するわけにはいきません。適切なマナーやルールを守ることが重要です。

さらに、2021年に厚生労働省が発表したガイドラインでは、散骨場所の選び方や他者への配慮についての指針が示されています。
具体的には

・散骨は海洋の場合、海岸から一定の距離以上離れた海域(地理条件、利用状況等の実情を踏まえ適切な距離を設定する)
・焼骨は、その形状を視認できないよう粉状に砕くこと
・散骨事業者は、散骨を行うに当たっては、地域住民、周辺の土地所有者、漁業者等の関係者の利益、宗教感情等を害することがないよう、十分に配慮すること。

と記されています。
湘南海洋葬では、このガイドラインに則り、ご利用者様のご希望と合わせて散骨するポイントを決定しています。

散骨に適した場所

  1. 故人が好んでいた場所や思い出深い場所。
  2. 個人の私有地、例えば自宅の庭や持っている山など。
  3. 深い海域。

しかし、私有地での散骨や、他の特定の場所での散骨には、特定のマナーやルールを遵守する必要があります。また、海での散骨も、特定の地域や状況を避けるべきです。

外国での散骨も考えられますが、それにはさまざまな手続きや国ごとのルールが必要です。

散骨専門の業者に依頼する場合のメリット

  1. 専門的な知識や経験に基づいたアドバイスが受けられる。
  2. 特定の場所での散骨がスムーズに行える。

湘南海洋葬のような専門業者を利用する際は、信頼性や提供エリアなどを確認することが大切です。散骨が許可されていない場所も存在します。所有者の許可なく散骨する場所や、特定の自治体が散骨を禁止している場所など、適切な場所と方法を選ぶことが求められます。いずれも十分に調査した上で、実施しましょう。ご不明点は専門業者にご相談されることをお勧めいたします。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。このブログを読んだ方は、散骨や墓じまい、終活などに興味関心がありインターネットで検索されたものと思います。ただ、終活やお墓のお悩みは百人百様です。「こうすれば良い」という一律の答えはなく、インターネットを検索したり、本を読んだりしてみたものの、選択肢が広がって逆に迷ってしまい、なかなか具体的な行動に移せない方が多いのではないでしょうか。

湘南海洋葬では、逗子葉山地域を中心に、様々なタイプの樹木葬や永代供養墓をご紹介しています。電話のほか相談窓口でのご相談も随時受け付け、終活カウンセラー資格を持った専任スタッフが疑問や不安にお応えしています。地域の石材店さんや墓じまいが専門の行政書士の先生と連携しているため、「墓じまいをしたいが、お寺とトラブルになった」といった場合もサポートいたします。 ご供養は亡くなった方はもちろん、今を生きる私たちのためのものでもあります。現代の暮らしにあった形で、一人でも多くの方が納得いくご供養の形を見つけられるよう、お手伝いできればと考えています。

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